はじめに
Linuxデスクトップ元年という言葉がある。
20年以上前から使われているらしいこの言葉はつまり、今年こそLinuxが一般のコンピュータユーザのメインOSとして普及するだろうという望みを託した宣言だ。 これで連想したのはLinuxデスクトップという元号があり毎年元年を迎えているところから、毎年即位するLinuxデスクトップ天皇の姿だった。
毎年擁立され、そして力かなわず毎年廃位されるLinuxデスクトップ天皇…まさに時代は実力あるものをドシドシ天皇にするドシ天時代!
そんな与太話は置いておいて、筆者はこのたびmacOSよりLinuxデスクトップ(EndevourOS)に移行した。 このことについて少し書き残しておきたい。
なぜLinuxを使うか?
端的に言うとMacでしかできないことをそんなにやっていないと気づいた、それだけだ。
それならmacOSを使い続ければいい気はするが、とにかくLiquidGlassが気に入らなかった。
なんというか透明でツルツルしているのは毎日見る画面には向いていないんじゃないか? (まあTahoeにアップデートしてないからどんなものなのかは伝聞でしか知らないんだけど)
そういう思いを抱いているときにr/unixpornoというフォーラムを見ていてビビッときた。
ここによく出てくるHyprlandってやつの画面、シンプルでかっこよすぎる。
試しに10年もののIntel Mac Book AirにEndevourOSを入れて、そこからHyprlandを試してみる。
適当に公式サイトなどの設定をコピペして設定ファイルを作る必要があったが、すごくシンプルな画面でキーボードでなんでも操作できてメモリは余りまくり。 特にキーボードでサクサク操作というところが楽しく、これはメイン使いにしたらすごく捗りそうという直感があった。
ちなみになぜEndevourOSにしたかというと、ローリングリリースのArch系がいいけどインストールが難しそうだというイメージがあったからグラフィカルインストールができるってことでこれに決めた。 なぜローリングリリースのディストリがいいかというと、筆者が常用しているvimのプラグインが頻繁に更新されてそのたびに最新バージョンのvimを要求してくるから…(ラップトップにPop!_OSを入れて使ってた時は自分でvimをビルドしないと行けなくて面倒だった)
でもいまはarchinstallってやつがあるらしいので別にArchLinux本体でも良かったという説はある。
移行で困った点など
は、意外と少なかった。
そもそもコンピュータを何に使っていたか棚卸しすると、おおよそほとんどの時間はFirefoxとGhosttyとvimとgitに費やしている。
だから多くのソフトウェアの設定ファイルがこれまでのものからのコピーで済んだ。
執筆? vimはむしろ*nixが主戦場だろう。 日本語入力が不安だったが、いまはもうHazkeyがある。
写真? 基本的にJPEGで撮影してRAW現像はしない。 画像のリサイズができればそれでいい。
印刷原稿の作成? Adobeを契約する金はないので、これまでもフリーソフトを駆使していた。 (まだ自分の中で定番のソフトウェアは決まっていないが)
macOS付属の辞書と物書堂辞書は惜しいが、かたわらにiPadなり電子辞書なりを置くことで解決した。
一番面倒だったのは、音楽ライブラリやそのほかの色々なファイルの入ったストレージ(複数)がAPFSというmacOS専用のファイルシステムだったこと。 Linux側で読み取りだけできるようにする方法もあるらしいが、空いているexfatのSSDがあったのでMac側でこれにコピーしてext4のストレージにコピーした。 たぶんもう少しいいやり方はあっただろう。
そういうわけで
メインマシンをLinuxに変えたぞって記事でした。
おまけに今作業してるデスクトップがどんな感じか載せておく。
